ソアビル歯科だより 2019年7月号 [歯科]
当医院では月に一度、通信を発行し
患者さんに情報提供をしています。
ブログでも情報発信をしているのですが、直接来院している直接手渡せる大事な手紙になっています。
歯科医療を行っていく上で大事にしていること
「誠実さと思いやりです」
ブログでは一方通行になってしまうのですが、「仕事へに取り組み」を主に発信していきます。
普段の診療では、患者さん一人一人の思いに寄り添うことを心がけております。
ソアビル歯科通信7月号より
こんにちは、院長の鈴木です。
受付にてソアビル歯科通信を楽しみにされている方からお声がけをいただき非常に励みになります。
もし、過去の医院だより(バックナンバー)を希望される方や毎月の医院だよりを希望される方は受付でおっしゃってください。
6月は、2度目のカテーテルアブレーションによる4日間の入院がありましたが全く問題なく順調です。皆様には大変ご心配をおかけいたしましたが、無事に退院しました。
自分が患者として医療を受けることは、日々の診療で治療をすると言う感覚に慣れてしまっている「病院に受診する患者さんの気持ち」を実体験する良い機会になります(本当は、避けたいところですのですけどね笑)。
そのような「患者さんの立場になる」思いを共有するためにも、スタッフミーティングでは自分たちが受診もしくは身内が受診した際の体験や気持ちを共有します。
ミーティングを通じ、患者さんを思う大切な気持ちを持ったスタッフとともに、医院の取り組みとして患者さんの気持ちにもっともっと寄り添えるように心がけております。
私たちができることは、日々の触れ合いの中でちょっとした気遣い、心遣いをすることです。
「患者さんの生涯にわたる口の健康を守り、口の中の健康を通じて人生を豊かにすること」を大きな目標に掲げていますが、まずできることとして今日1日を大事にすること。日々の診療における一瞬一瞬を大事にして過ごすことを目指し、皆様に最良の歯科医療を提供していきます。
普段、私たちは医院理念の「誠実さと思いやり」を大事にしています。
日々のかかわり合いを通じ、上質な歯科医療を提供します
足立区竹ノ塚 ソアビル歯科医院https://www.soar-dc.com
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熊谷講演会〜咬合の話 [歯科]
歯周病の病因論〜炎症と免疫応答〜 [歯周病]
「事件は免疫応答で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ」
「B細胞さん!聞こえるか?どうして現場に血が流れるんだ!!」
免疫について調べていたら、こんなセリフが頭の中を駆け巡る。答えは最後の方に。
歯ぐきが腫れて痛いです。歯を磨くと血が出ます。歯ぐきが赤くなっている
これらは全て歯ぐきに炎症が起きていることを示しています。
健康な歯を磨いて傷をつけて血が出ることは滅多にありません。
ほとんどがプラーク(ばい菌)がついていて歯ぐきが炎症反応を起こしている状態です。
現場で起きているのは、炎症反応の結果
もっと簡単にいうと、「ばい菌が侵入しようとしている、もしくはばい菌が入っている状態」であることがわかります。
細菌が体内に侵入し、悪さをするので、これを防止するために白血球が細菌と戦っており、このために腫れて、痛くて、熱が出るのです。この戦いで死んだ白血球と細菌が膿となって出てくるのです
プラークの付着や歯ぐきの腫れは、現場で起きていますが
しかし、歯周病の本質は、免疫応答である
そして
「歯周炎の重症度は、歯に付着しているプラークの量と、付着していた時間の長さの単純な関数ではないこと、そして、この疾患に対する感受性が人によって異なることが分かっている」
「細菌の攻撃と生体の防御の均衡の破綻」が発症の原因です。
「EuroPerio9で発表された新分類
この包括的分類は、最新のエビデンスに基づいており、歯周炎の病期診断および等級付け体系を含むもので、重症度と疾患の程度を示し、生涯にわたる罹患体験や、患者の健康状態全般を考慮したものとなっている。臨床上の健康状態が分類内で初めて定義され、歯周炎は、重症度の軽いものから重いものへと4段階で説明されている。疾患進行率とリスクは、進行のリスクが最も低いものから高いものへと3段階に分類された。この等級付けでは、喫煙や、糖尿病などの合併症のような危険因子が考慮される」
とあるように、
時間軸による歯周疾患の推移を考え、年齢と破壊の程度を考慮し、生活習慣に配慮する。
実際の臨床では、初診時の問診が重要さを占めてきます。
罹患度
①どのくらい歯周病に罹患しているのか?(いつころから歯磨きで出血したのかなど、患者の全身状態の影響度は?
進行性
②どのくらいの進み具合なのか?今後どんなスピードで進行しそうか?進行リスクはどうか?
反応性
③歯周基本治療の反応性、治療に対する反応度はどうか?喫煙、糖尿病なのどの危険因子による影響
を見ることとなる
このように、複雑な要因が密接に絡み合って発症するのが歯周炎であることは明確である。
歯周組織における生体防御反応として、免疫応答の炎症反応として詳細を知っておくことが肝要であることは明白である。そして、勉強しなおしました。
ということで、炎症反応、免疫応答についてまとめなおしました。
炎症
◎炎症とは
炎症は生体が傷害を受けた際に起こす反応である.すなわち,細胞や組織が傷害された際にこれを取 り除いて再生するための反応で,生体にとっては防御的なものである.
◎炎症の徴候
炎症の徴候として,古くから,ケルススの 4 徴:発赤(赤くなる)・発熱(熱が出る)・疼痛(痛い)・ 腫脹(腫れる) が知られている.これにガレノスの提唱した機能障害(動かせないなど)を加えて炎症の5 徴候という.
◎炎症の原因 炎症が起こるためには,その原因となる有害な刺激が存在する.
その原因として大きく分けて,生物学的因子・物理的因子・化学的因子の 3 つがあげられる.
生物学的因子:病原体の侵入によっておこる感染症一般を意味する.感染症の原因としては,細菌, 真菌,ウイルス,原虫,寄生虫などがあげられる.
物理的因子:機械的外力,電気・紫外線・放射線,また,高温による熱傷や低温による凍傷など, ある一定以上の刺激が炎症の原因となる.
化学的因子:化学物質による障害であり,重金属や有機溶剤による中毒,酸・アルカリによる腐食 などが含まれる.
◎炎症の種類
炎症はその経過によって,急性炎症と慢性炎症に分けられる.経過がすみやかで早期に終息する炎症 を急性炎症という.一方,組織障害が長期にわたる場合や,原因となる病原がなかなか処理されない 場合には炎症が長引く.4 週間以上に長引く炎症を慢性炎症という.
◎炎症細胞
炎症の起こる場所に集まって,炎症の主役を演じる細胞を炎症細胞という.この炎症細胞には,好中球などのように,主として急性期に見られる炎症細胞と,リンパ球やマクロファージのように慢性期に見られる炎症細胞とがある.
◎炎症の経過
1) 局所の組織障害
さまざまの原因によって組織が障害されると,崩壊した細胞や血小板などから,ヒスタミンやロイコトリエンなどの種々の化学伝達物質が放出され,炎症が引き起こされる.
2) 局所の循環障害と血漿タンパクの滲出,炎症細胞の浸潤 放出されたヒスタミンなどのある種の化学伝達物質は,血管に作用して局所の血管壁の透過性を亢
進させる.そのため,血漿タンパクの滲出を容易にし,局所への炎症細胞浸潤を促す.また,ロイコトリエンなどのある種の化学伝達物質は,好中球などの遊走を促進する.
このように,化学伝達物質のはたらきによって,好中球などの急性期の炎症細胞が炎症局所に集まり,これらの細胞から積極的に放出されるタンパク質分解酵素などによって,炎症はさらに増強される.
3) 有害物質の除去と組織の修復
組織の障害が一段落し,急性の炎症反応がある程度おさまると,残った有害物質や壊死に陥った組織を取り除く作業,また,欠損した組織をもとに戻す作業が行われる.この作業を修復という.リンパ 球は免疫反応を介して病原の排除にはたらく.好中球が処理できなかった病原体や壊死細胞は,マクロファージによって貪食される.また,欠損した組織は線維芽細胞によって作り出される膠原線維 によって埋められ修復される.
こうした一連の修復過程において,除去された老廃物を運搬するために,また組織の修復に必要な材 料を輸送するために,豊富な毛細血管が構築されて肉芽組織と呼ばれる組織が形成される.組織の修 復が進むにつれ,毛細血管は減少し膠原線維成分が増していく.このようにして,肉芽組織はやがて瘢 痕組織と呼ばれる線維性組織に置き換えられていく.
◎炎症の各型
1) 変質性炎
細胞や組織の変性・壊死は高度に見られるが,滲出や増殖が生じていない状態を変質性炎という.肝細胞の変性・壊死が見られるウイルス肝炎や熱傷などの際に見られる.
2) 滲出性炎
局所の循環障害と血液成分の滲出を特徴とする炎症である.滲出する成分の違いによって以下のように分類される.
・漿液性炎
ほぼ血清(血漿からフィブリンを除いた成分)と同じ成分の滲出を主体とする炎症であり,火傷のときに見られる水疱や,虫に刺されたときの腫れ,アレルギー性鼻炎などがあてはまる. ・線維素性炎
多量の線維素(フィブリン)の析出を特徴とする炎症をさし,肺・胸膜・心外膜などに見られる. 粘膜の線維素性炎に壊死を伴うときは偽膜性炎といい,大腸粘膜にみられることが多い.
・化膿性炎
細菌感染による好中球浸潤を主体とする滲出性炎である.膿瘍や蜂窩織炎などが含まれる.
膿瘍:組織が欠損して新たに生じた空洞の中に,好中球や壊死物のかたまりである膿汁を含む状態.
蜂窩織炎:びまん性の好中球浸潤と浮腫を特徴とし,急性虫垂炎などがあげられる.
・出血性炎
赤血球の血管外への漏出,すなわち出血の著しい炎症をいう.インフルエンザ肺炎が代表的である.
・壊疽性炎
嫌気性菌の感染などが加わった,特殊な壊死の形態を壊疽とよび,壊疽の著しい炎症を壊疽性炎という.急性虫垂炎が放置されて進行すると,しばしば壊疽性炎と呈する.
3) 増殖性炎 線維芽細胞の増殖を特徴とし,持続性の刺激に対して引き起こされる炎症反応で,慢性炎症でよく見られる.肝硬変や肺線維症などがあげられる.
4) 特殊性炎(肉芽腫性炎) 増殖性炎の特殊なものであって,肉芽腫形成を特徴とする.結核菌や真菌など,処理のしにくい特殊な病原体によって生じることがほとんどである.結核や梅毒などがあげられる.
免疫
◎免疫とは
一般に免疫とは、「体内に侵入した病原体を排除し,病気の発症を免れるはたらき」をいう.特に、ある感染症に罹患していったん治癒すると,同じ病原体が再び侵入しても免れる場合に,この現象をさして,しばしば「免疫ができた」と表現する.これは,「生体内に侵入した病原体を非自己として認識し,この病原体を積極的に排除する仕組み」が働くからである.この仕組みを免疫応答という.
免疫の仕組みによって非自己として認識される病原体などを抗原という.いったん認識された抗原はリンパ球によって記憶され,2 回目以降はすばやく効果的に排除される.このような免疫学的記憶によって,同一の病原体が再び侵入しても,発症を免れることができるのである.
◎免疫担当細胞
免疫の機序に関与する細胞を免疫担当細胞という.すなわち,抗原刺激に対して,その特異性を判別して特異的に関与する細胞群をいい,T 細胞,B 細胞などのリンパ球やマクロファージなどが含まれる.
1) T細胞(Tリンパ球)
骨髄の造血幹細胞が胸腺 thymus において特殊な分化を行ったあと T 細胞となる.T 細胞は,主に細胞性免疫をつかさどり,結核菌・真菌の感染防御,ウイルス感染細胞やがん細胞の排除,移植片の拒絶などの役割を担っている.
2) B細胞(Bリンパ球)
胸腺を介さずに直接骨髄 bone marrow で成熟・分化して作られることから B 細胞という.B 細胞は 液性免疫を担当する.抗原の刺激を受けると,B 細胞は形質細胞とよばれる細胞へと分化し,抗原に 対応した抗体を産生する.
3) ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
T 細胞にも B 細胞にも属さないリンパ球の一群であり,自然免疫系の細胞である.がん細胞やウイル ス感染細胞などを,抗原非特異的に殺傷する能力を有している.
4) マクロファージ(抗原提示細胞) 大食細胞とも呼ばれるマクロファージは,活発な貪食能を有する細胞である.炎症局所で壊死組織や病原体などを貪食し処理する.
免疫反応においてマクロファージは,処理した抗原物質を T 細胞に提示するという重要なはたらきをもっている.そのためにマクロファージは抗原提示細胞とよばれる.
T 細胞は,抗原提示細胞によって提示された抗原を認識することによって,免疫応答を開始する.
◎抗体と補体
抗体や補体は細胞成分だけでなく,血清中に存在するタンパクの一種である.
1) 抗体
抗体は B 細胞から分化した形質細胞によって産生されるタンパク質で,免疫グロブリン
immunoglobulin(Ig)とも呼ばれる.抗体は IgG・IgA・IgM・IgD・IgE の 5 種類に分けられる.抗体は対応する抗原に対して高い親和性をもっており,またその結合性は非常に特異的である.たとえば, ある種の抗体は毒素やウイルスと結合して,その毒性や生理活性を失わせる力をもつ.この作用を中和という.また,抗体は補体と結合する部位をもち,補体と抗原の橋渡し役も担っている.
2) 補体
補体は,「抗体のはたらきを補助する」するという意味からきている.補体は抗体と結合することに よって活性化され,抗原となっている細胞や組織を傷害したり,融解させる作用を有している.また, 補体には,抗体が抗原と結合することによって生じる,さまざまな機能を増強するはたらきもある.
◎液性免疫と細胞性免疫
抗原を認識した B 細胞は,形質細胞に分化して抗体を産生・放出するが,体液中の抗体は,対応する抗原と特異的に結合することによって毒素やウイルスを中和する.このように,抗体を介してはたらく免疫反応を液性免疫という.
これに対して,T 細胞は抗体を産生する能力を持たず,細胞と細胞との接触を介して免疫反応を引き 起こす.このような T 細胞を主体とする免疫反応を細胞性免疫という.
体液性免疫は、自分の手を汚さず対処する 室井さんタイプ
細胞性免疫は、自らの手で抹殺する 青島タイプ
T細胞刑事による
「B細胞さん!
どうして現場に血が流れるんだ!!」ってセリフが聞こえてきそうだ
「B細胞さん!聞こえるか?どうして現場に血が流れるんだ!!」
免疫について調べていたら、こんなセリフが頭の中を駆け巡る。答えは最後の方に。
歯ぐきが腫れて痛いです。歯を磨くと血が出ます。歯ぐきが赤くなっている
これらは全て歯ぐきに炎症が起きていることを示しています。
健康な歯を磨いて傷をつけて血が出ることは滅多にありません。
ほとんどがプラーク(ばい菌)がついていて歯ぐきが炎症反応を起こしている状態です。
現場で起きているのは、炎症反応の結果
もっと簡単にいうと、「ばい菌が侵入しようとしている、もしくはばい菌が入っている状態」であることがわかります。
細菌が体内に侵入し、悪さをするので、これを防止するために白血球が細菌と戦っており、このために腫れて、痛くて、熱が出るのです。この戦いで死んだ白血球と細菌が膿となって出てくるのです
プラークの付着や歯ぐきの腫れは、現場で起きていますが
しかし、歯周病の本質は、免疫応答である
そして
「歯周炎の重症度は、歯に付着しているプラークの量と、付着していた時間の長さの単純な関数ではないこと、そして、この疾患に対する感受性が人によって異なることが分かっている」
「細菌の攻撃と生体の防御の均衡の破綻」が発症の原因です。
「EuroPerio9で発表された新分類
この包括的分類は、最新のエビデンスに基づいており、歯周炎の病期診断および等級付け体系を含むもので、重症度と疾患の程度を示し、生涯にわたる罹患体験や、患者の健康状態全般を考慮したものとなっている。臨床上の健康状態が分類内で初めて定義され、歯周炎は、重症度の軽いものから重いものへと4段階で説明されている。疾患進行率とリスクは、進行のリスクが最も低いものから高いものへと3段階に分類された。この等級付けでは、喫煙や、糖尿病などの合併症のような危険因子が考慮される」
とあるように、
時間軸による歯周疾患の推移を考え、年齢と破壊の程度を考慮し、生活習慣に配慮する。
実際の臨床では、初診時の問診が重要さを占めてきます。
罹患度
①どのくらい歯周病に罹患しているのか?(いつころから歯磨きで出血したのかなど、患者の全身状態の影響度は?
進行性
②どのくらいの進み具合なのか?今後どんなスピードで進行しそうか?進行リスクはどうか?
反応性
③歯周基本治療の反応性、治療に対する反応度はどうか?喫煙、糖尿病なのどの危険因子による影響
を見ることとなる
このように、複雑な要因が密接に絡み合って発症するのが歯周炎であることは明確である。
歯周組織における生体防御反応として、免疫応答の炎症反応として詳細を知っておくことが肝要であることは明白である。そして、勉強しなおしました。
ということで、炎症反応、免疫応答についてまとめなおしました。
炎症
◎炎症とは
炎症は生体が傷害を受けた際に起こす反応である.すなわち,細胞や組織が傷害された際にこれを取 り除いて再生するための反応で,生体にとっては防御的なものである.
◎炎症の徴候
炎症の徴候として,古くから,ケルススの 4 徴:発赤(赤くなる)・発熱(熱が出る)・疼痛(痛い)・ 腫脹(腫れる) が知られている.これにガレノスの提唱した機能障害(動かせないなど)を加えて炎症の5 徴候という.
◎炎症の原因 炎症が起こるためには,その原因となる有害な刺激が存在する.
その原因として大きく分けて,生物学的因子・物理的因子・化学的因子の 3 つがあげられる.
生物学的因子:病原体の侵入によっておこる感染症一般を意味する.感染症の原因としては,細菌, 真菌,ウイルス,原虫,寄生虫などがあげられる.
物理的因子:機械的外力,電気・紫外線・放射線,また,高温による熱傷や低温による凍傷など, ある一定以上の刺激が炎症の原因となる.
化学的因子:化学物質による障害であり,重金属や有機溶剤による中毒,酸・アルカリによる腐食 などが含まれる.
◎炎症の種類
炎症はその経過によって,急性炎症と慢性炎症に分けられる.経過がすみやかで早期に終息する炎症 を急性炎症という.一方,組織障害が長期にわたる場合や,原因となる病原がなかなか処理されない 場合には炎症が長引く.4 週間以上に長引く炎症を慢性炎症という.
◎炎症細胞
炎症の起こる場所に集まって,炎症の主役を演じる細胞を炎症細胞という.この炎症細胞には,好中球などのように,主として急性期に見られる炎症細胞と,リンパ球やマクロファージのように慢性期に見られる炎症細胞とがある.
◎炎症の経過
1) 局所の組織障害
さまざまの原因によって組織が障害されると,崩壊した細胞や血小板などから,ヒスタミンやロイコトリエンなどの種々の化学伝達物質が放出され,炎症が引き起こされる.
2) 局所の循環障害と血漿タンパクの滲出,炎症細胞の浸潤 放出されたヒスタミンなどのある種の化学伝達物質は,血管に作用して局所の血管壁の透過性を亢
進させる.そのため,血漿タンパクの滲出を容易にし,局所への炎症細胞浸潤を促す.また,ロイコトリエンなどのある種の化学伝達物質は,好中球などの遊走を促進する.
このように,化学伝達物質のはたらきによって,好中球などの急性期の炎症細胞が炎症局所に集まり,これらの細胞から積極的に放出されるタンパク質分解酵素などによって,炎症はさらに増強される.
3) 有害物質の除去と組織の修復
組織の障害が一段落し,急性の炎症反応がある程度おさまると,残った有害物質や壊死に陥った組織を取り除く作業,また,欠損した組織をもとに戻す作業が行われる.この作業を修復という.リンパ 球は免疫反応を介して病原の排除にはたらく.好中球が処理できなかった病原体や壊死細胞は,マクロファージによって貪食される.また,欠損した組織は線維芽細胞によって作り出される膠原線維 によって埋められ修復される.
こうした一連の修復過程において,除去された老廃物を運搬するために,また組織の修復に必要な材 料を輸送するために,豊富な毛細血管が構築されて肉芽組織と呼ばれる組織が形成される.組織の修 復が進むにつれ,毛細血管は減少し膠原線維成分が増していく.このようにして,肉芽組織はやがて瘢 痕組織と呼ばれる線維性組織に置き換えられていく.
◎炎症の各型
1) 変質性炎
細胞や組織の変性・壊死は高度に見られるが,滲出や増殖が生じていない状態を変質性炎という.肝細胞の変性・壊死が見られるウイルス肝炎や熱傷などの際に見られる.
2) 滲出性炎
局所の循環障害と血液成分の滲出を特徴とする炎症である.滲出する成分の違いによって以下のように分類される.
・漿液性炎
ほぼ血清(血漿からフィブリンを除いた成分)と同じ成分の滲出を主体とする炎症であり,火傷のときに見られる水疱や,虫に刺されたときの腫れ,アレルギー性鼻炎などがあてはまる. ・線維素性炎
多量の線維素(フィブリン)の析出を特徴とする炎症をさし,肺・胸膜・心外膜などに見られる. 粘膜の線維素性炎に壊死を伴うときは偽膜性炎といい,大腸粘膜にみられることが多い.
・化膿性炎
細菌感染による好中球浸潤を主体とする滲出性炎である.膿瘍や蜂窩織炎などが含まれる.
膿瘍:組織が欠損して新たに生じた空洞の中に,好中球や壊死物のかたまりである膿汁を含む状態.
蜂窩織炎:びまん性の好中球浸潤と浮腫を特徴とし,急性虫垂炎などがあげられる.
・出血性炎
赤血球の血管外への漏出,すなわち出血の著しい炎症をいう.インフルエンザ肺炎が代表的である.
・壊疽性炎
嫌気性菌の感染などが加わった,特殊な壊死の形態を壊疽とよび,壊疽の著しい炎症を壊疽性炎という.急性虫垂炎が放置されて進行すると,しばしば壊疽性炎と呈する.
3) 増殖性炎 線維芽細胞の増殖を特徴とし,持続性の刺激に対して引き起こされる炎症反応で,慢性炎症でよく見られる.肝硬変や肺線維症などがあげられる.
4) 特殊性炎(肉芽腫性炎) 増殖性炎の特殊なものであって,肉芽腫形成を特徴とする.結核菌や真菌など,処理のしにくい特殊な病原体によって生じることがほとんどである.結核や梅毒などがあげられる.
免疫
◎免疫とは
一般に免疫とは、「体内に侵入した病原体を排除し,病気の発症を免れるはたらき」をいう.特に、ある感染症に罹患していったん治癒すると,同じ病原体が再び侵入しても免れる場合に,この現象をさして,しばしば「免疫ができた」と表現する.これは,「生体内に侵入した病原体を非自己として認識し,この病原体を積極的に排除する仕組み」が働くからである.この仕組みを免疫応答という.
免疫の仕組みによって非自己として認識される病原体などを抗原という.いったん認識された抗原はリンパ球によって記憶され,2 回目以降はすばやく効果的に排除される.このような免疫学的記憶によって,同一の病原体が再び侵入しても,発症を免れることができるのである.
◎免疫担当細胞
免疫の機序に関与する細胞を免疫担当細胞という.すなわち,抗原刺激に対して,その特異性を判別して特異的に関与する細胞群をいい,T 細胞,B 細胞などのリンパ球やマクロファージなどが含まれる.
1) T細胞(Tリンパ球)
骨髄の造血幹細胞が胸腺 thymus において特殊な分化を行ったあと T 細胞となる.T 細胞は,主に細胞性免疫をつかさどり,結核菌・真菌の感染防御,ウイルス感染細胞やがん細胞の排除,移植片の拒絶などの役割を担っている.
2) B細胞(Bリンパ球)
胸腺を介さずに直接骨髄 bone marrow で成熟・分化して作られることから B 細胞という.B 細胞は 液性免疫を担当する.抗原の刺激を受けると,B 細胞は形質細胞とよばれる細胞へと分化し,抗原に 対応した抗体を産生する.
3) ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
T 細胞にも B 細胞にも属さないリンパ球の一群であり,自然免疫系の細胞である.がん細胞やウイル ス感染細胞などを,抗原非特異的に殺傷する能力を有している.
4) マクロファージ(抗原提示細胞) 大食細胞とも呼ばれるマクロファージは,活発な貪食能を有する細胞である.炎症局所で壊死組織や病原体などを貪食し処理する.
免疫反応においてマクロファージは,処理した抗原物質を T 細胞に提示するという重要なはたらきをもっている.そのためにマクロファージは抗原提示細胞とよばれる.
T 細胞は,抗原提示細胞によって提示された抗原を認識することによって,免疫応答を開始する.
◎抗体と補体
抗体や補体は細胞成分だけでなく,血清中に存在するタンパクの一種である.
1) 抗体
抗体は B 細胞から分化した形質細胞によって産生されるタンパク質で,免疫グロブリン
immunoglobulin(Ig)とも呼ばれる.抗体は IgG・IgA・IgM・IgD・IgE の 5 種類に分けられる.抗体は対応する抗原に対して高い親和性をもっており,またその結合性は非常に特異的である.たとえば, ある種の抗体は毒素やウイルスと結合して,その毒性や生理活性を失わせる力をもつ.この作用を中和という.また,抗体は補体と結合する部位をもち,補体と抗原の橋渡し役も担っている.
2) 補体
補体は,「抗体のはたらきを補助する」するという意味からきている.補体は抗体と結合することに よって活性化され,抗原となっている細胞や組織を傷害したり,融解させる作用を有している.また, 補体には,抗体が抗原と結合することによって生じる,さまざまな機能を増強するはたらきもある.
◎液性免疫と細胞性免疫
抗原を認識した B 細胞は,形質細胞に分化して抗体を産生・放出するが,体液中の抗体は,対応する抗原と特異的に結合することによって毒素やウイルスを中和する.このように,抗体を介してはたらく免疫反応を液性免疫という.
これに対して,T 細胞は抗体を産生する能力を持たず,細胞と細胞との接触を介して免疫反応を引き 起こす.このような T 細胞を主体とする免疫反応を細胞性免疫という.
体液性免疫は、自分の手を汚さず対処する 室井さんタイプ
細胞性免疫は、自らの手で抹殺する 青島タイプ
T細胞刑事による
「B細胞さん!
どうして現場に血が流れるんだ!!」ってセリフが聞こえてきそうだ
自分の尺度ではなく、相手の目線に立って伝える [歯科]
医療法人 大羽会での全体ミーティングは
「知る 伝える わかり合う」をテーマに活発な意見の交換がなされた
先日、コミュケーションの本質で触れたように→ページはこちら
コミュニケーションとは、通信(つうしん)、交流(こうりゅう)、意思疎通(いしそつう)であり、
コニュニケーションの定義は
「人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達」と、辞典の類ではされていることが多い
最終的には、「気持ちと気持ちの触れ合い」「精神性の統一」「分かり合えた感」等々の表現があるように、日常臨床において患者と何かがつながったような感覚に陥ることは多々ある。
しかし、「自分自身が本音を言っていない」場合、相手に理解してもらえる可能性は低いし、コミュニケーションの本質である「精神性の一致」にいたることも少ないように思える。
まず
第1フェーズにおいて「知る」
相手のことをどこまで知っていますか?というゲームをした院長の食の好みを当てるクイズだ。
普段どんなものを食べているのか?どんなものが好みなのか?
ここで、ある発見をした
好きなおにぎりはなんでしょうか?という問いに、どうしたらわかるのだろうか?いや、わかるはずもない。全くわからない人にとってみると選択の基準が、私がどんな食べ物を好きかを考えようとせずに自分が好きなものを連想するのである。
あ、なるほどな
目の前の相手に興味を持つクセがない人にとってみると、こう言った類の質問は自分目線で見るということを知った。これも、「相手を知る」である。「自分が嫌だと思うことは人にはしない」とある意味誠実であるが、あくまで自分目線にとどまる。まあ、社会を生き抜いていく上での最低限のマナーであろう。
第二フェーズ
1人が選出され、ある写真を見て説明をします。
聞き手側は、その説明だけで絵を描いてみました。
写真を見ている人は、相手にどのように伝えようとするか?絵を描くにはどんな情報が必要なのか?
今回、うちのスタッフが選出された。
写真には、どうやら鳥が描かれているようだ。
初めに言ったセリフが「胴体が白くて首から上と、足黒くて、頭が赤い」
色?
色なんて必要ないから!!
最初にどんな様子かわからず、立っている姿から書き始めてしまった。周りのも一様にそのようだった。全く伝わっていない感じがよくわかった。
説明の途中で、飛んでいる様子を教えてくれた。が、全体を書き終えてしまっていて絵の様子が変わる・・・。絵の書き直しである・・・
伝えるつもりがなく、自分の目に映った情報から、自分の興味を持った対象を説明しているのがよくわかる。こうしてみると、普段の仕事への取り組みとほとんど同じであることがよくわかる。
こうした緊張感が抜けた何気ない会話や、何気ない行動に本当の姿が見える。
知る
伝える
わかり合う
お互いのことを本当に知るためには、相手の立場に立って伝えること
意外と相手のことを知らなかったり、分かり合えていないってことに気づくことができた90分間でした
時には、こうしたやりとりで
スタッフ同士のコミュニケーションが取れ、絆が深まっていく。
しかし、真の絆とは同じ方向に向かって苦労して乗り越えた時に繋がることをよく知っている。
「知る 伝える わかり合う」をテーマに活発な意見の交換がなされた
先日、コミュケーションの本質で触れたように→ページはこちら
コミュニケーションとは、通信(つうしん)、交流(こうりゅう)、意思疎通(いしそつう)であり、
コニュニケーションの定義は
「人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達」と、辞典の類ではされていることが多い
最終的には、「気持ちと気持ちの触れ合い」「精神性の統一」「分かり合えた感」等々の表現があるように、日常臨床において患者と何かがつながったような感覚に陥ることは多々ある。
しかし、「自分自身が本音を言っていない」場合、相手に理解してもらえる可能性は低いし、コミュニケーションの本質である「精神性の一致」にいたることも少ないように思える。
まず
第1フェーズにおいて「知る」
相手のことをどこまで知っていますか?というゲームをした院長の食の好みを当てるクイズだ。
普段どんなものを食べているのか?どんなものが好みなのか?
ここで、ある発見をした
好きなおにぎりはなんでしょうか?という問いに、どうしたらわかるのだろうか?いや、わかるはずもない。全くわからない人にとってみると選択の基準が、私がどんな食べ物を好きかを考えようとせずに自分が好きなものを連想するのである。
あ、なるほどな
目の前の相手に興味を持つクセがない人にとってみると、こう言った類の質問は自分目線で見るということを知った。これも、「相手を知る」である。「自分が嫌だと思うことは人にはしない」とある意味誠実であるが、あくまで自分目線にとどまる。まあ、社会を生き抜いていく上での最低限のマナーであろう。
第二フェーズ
1人が選出され、ある写真を見て説明をします。
聞き手側は、その説明だけで絵を描いてみました。
写真を見ている人は、相手にどのように伝えようとするか?絵を描くにはどんな情報が必要なのか?
今回、うちのスタッフが選出された。
写真には、どうやら鳥が描かれているようだ。
初めに言ったセリフが「胴体が白くて首から上と、足黒くて、頭が赤い」
色?
色なんて必要ないから!!
最初にどんな様子かわからず、立っている姿から書き始めてしまった。周りのも一様にそのようだった。全く伝わっていない感じがよくわかった。
説明の途中で、飛んでいる様子を教えてくれた。が、全体を書き終えてしまっていて絵の様子が変わる・・・。絵の書き直しである・・・
伝えるつもりがなく、自分の目に映った情報から、自分の興味を持った対象を説明しているのがよくわかる。こうしてみると、普段の仕事への取り組みとほとんど同じであることがよくわかる。
こうした緊張感が抜けた何気ない会話や、何気ない行動に本当の姿が見える。
知る
伝える
わかり合う
お互いのことを本当に知るためには、相手の立場に立って伝えること
意外と相手のことを知らなかったり、分かり合えていないってことに気づくことができた90分間でした
時には、こうしたやりとりで
スタッフ同士のコミュニケーションが取れ、絆が深まっていく。
しかし、真の絆とは同じ方向に向かって苦労して乗り越えた時に繋がることをよく知っている。
第37回日本臨床歯周病学会年次大会に参加しました。じ、事件が・・・ [臨床歯周病学会]
札幌の空は青い、限りなく青い
第37回日本臨床歯周病学会 年次大会
札幌にて行われ、6月22日、23日と参加してきました。
みなさん歯を残すスペシャリスト
いつもお世話になっている歯周病専門医・指導医の先生
藤沢市辻堂で開業の大八木先生 歯科おおやぎ
杉並区和泉(代田橋)で開業の鎌田先生 鎌田歯科医院
歯周病専門医
若松先生は荻窪駅 荻窪わかまつ歯科
後述しますが、今回発表の安藤デンタルクリニックの安藤先生、中野駅南歯科クリニックの岡田先生
前日から羽田空港近辺に泊まり万全の準備をし
4時半起き
早朝6時15分のフライト
新千歳空港に到着し、
快速電車にて札幌に向かったのであった。
札幌に到着すると雨、ちょっと肌寒い
富士山の5合目に付いた気分
たまたま、ピンク色のタクシーに乗り合わせ
学会会場に向かうのであった。
今回の学会では、いつも一緒に勉強をしている歯考会から
安藤先生
岡田先生の2人が発表だった。
まず安藤先生口演
一つ一つの資料、手技、考え方がしっかりしており非常に素晴らしい発表だった。
本人も相当疲れているようで、ちょっとコーヒーブレイクをしに行った。
ここで大問題だ
しばらくすると・・・
メッセンジャーにこんな画像が飛び込んできた
あれ??安藤先生がいない・・・
だって、隣にいるし
隣にいた安藤先生にも電話が、会場では安藤先生が壇上にいないことに気づいた友人からの連絡だ。
やばいっ!!
ということで、急いで発表会場に向かった
当然、隣はもぬけの殻だ。
同じ会場内にいたので
無事無事サティフィケートを受け取り一安心!!
安藤デンタルクリニックは浦安駅から徒歩5分 HPは、こちらから
歯を守るための治療を徹底しています。
浦安駅近辺の方はオススメです。
お昼は、平塚開業の平野治郎先生による治療計画セミナー
平野先生は開業140年の歴史を持つ歯科医院の院長
日本歯周病学会の指導しでもあり、多数の有数な歯周病専門医を輩出しています。
私のお世話になっている大八木先生先生の師匠が平野先生です。
24歳の侵襲性歯周炎患者に対する32年経過症例を出してくださった。
初診時のデータから、各年代に分かれ問題点、治療方針、治療計画を立て
ここでも歯周病専門医、とがし歯科医院の院長 冨樫先生も歯周病専門医板橋本町で開業されました。
最後は、答え合わせ
侵襲性歯周炎に対して、患者さんとの向き合い方
プラークコントロールの徹底、病原性がないレベルまで徹底して付き合っていくスタンスだ
1、介入ポイントを焦らない、気づくポイントを失う
2、医療者が患者の管理者になってはならない(患者ー医療者は二人三脚で歩むことが大切)
3、変わらないもの 変わるもの 変えてはいけないものがある(この辺は抽象的だ、自ら学んでいこうと思う)
そして、午後は岡田先生のポスター発表
私も2年前行った発表だ。
岡田先生は中野駅の南口の方で開業しているので
名前が「中野駅南歯科クリニック」と言います。
中野駅南口で歯科医院 中野駅近辺で歯科医院を探している方は是非おすすめです。
安藤先生も岡田先生も
おすすめするのは、特に生涯にわたり歯を大事にしたい人です。
とても丁寧な仕事で、歯周病の管理、咬合も徹底しております。
ソアビル歯科の鈴木の紹介でって言ったら、「あー、なるほどね」笑
ってくらいは言われるかもしれません。
ちなみに、このブログは勝手に書いているので存在は知らないかもしれないです笑笑
あと最近勉強会で知り合った
中山先生もポスター発表してました
戸越駅で戸越なかやま歯科を開業している歯周病専門医です
こうしてみると、指導医の先生、専門医の先生に囲まれている環境で学べており
素晴らしい良い環境だと感じました。
ここに登場する先生たちは、本当に信頼できる素晴らしい先生方です。
是非、このブログを読んで近くにいる方がいたら
是非是非、通ってみてください!!
そうだ、忘れないうちに年末にでも歯周病専門医申請をしよう!!
学会や勉強会もただ参加するだけのではなく
自分たちで発表することでものすごくレベルアップをしていくのがわかる。
歯周病専門医、指導医、認定医の集まりの中で
色々意見を出し合い、指導いただくことで明日からの臨床にものすごくエネルギーをいただきます。
足立区竹ノ塚 ソアビル歯科医院https://www.soar-dc.com