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御礼 [歯科]

昨日は、発表の時間を作っていただき
また、発表されていただき、かつフィードバックをいただき本当にありがとうございました
熱田先生、突然のフリにうまくディスカッションにもちこめさすがです。
発言していただいた先生方も、ありがとうございました。
患者初診時2014年は、私が初めてプレゼンした年でした。2024年の現在、初プレゼンから10年。なんとか形になってきたように思えます。患者さんとの信頼関係は構築できている自信はあるのですが、振り返ればまだまだ反省点ばかりです。
10年前は、インプットはたくさんできていたのですが
アウトプットがほとんどできてませんでした。
当時は14年目(37歳)、年は山口先生と同じ、経験年数は、現在の鈴木コーキ先生の年代。
この世界に飛び込み、初めての発表なんでスライド作りもままならない状態でした。今思えば、かなり恥ずかしい発表であったことが容易に想像できます。
自分の行った治療を振り返り、意見をいただくことは時には傷つき凹むこともありますが
「目的や信念」を持ち続けることで、客観的に振り返り、再評価することで少しでも患者さんに良い歯科医療を提供できるようにすることが人の体を触る医療者としての姿勢で大事なところではないのかなと痛感しております。
皆様からのフィードバックをいただき、修正をかけ
もう少しまとめて、次の予演会にすすめることができそうです。何度もやってますが、完璧にはならないもんですね。
文字の位置ずれや、学会に使う文字
、表現を修正し4月に向けてやります。何か気づいたことがありましたらコメントください。
よろしくお願いします

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歯周炎が重度に進行してしまうと、噛み合わせを考える必要が出てくる [歯科]

重度歯周炎になると、


プラークの付着、


歯石の沈着、


不適合な補綴物、


全身疾患、


生活習慣の影響を受け


歯周炎の進行に伴い


付着の喪失、


歯の動揺、


歯の位置移動が引き起こされ


咬合崩壊から咀嚼機能障害が発生してしまいます。


 


 


グラグラした歯が多数あると、食事もままならないどころか


見た目も悪くなり、


辛い日々を過ごす毎日になってしまいます。


 


歯周病は、痛みを起こすことなく進行し


重症化した歯周炎は、


気がつくと、


そのような症状をおこしてしまう怖い疾患でもあります。


 



進行してしまった歯周病患者さんには


さらに、患者さん一人ひとりにはさまざまな背景が存在し


その人その人にあるライフステージに合わせた関わりを


歯科医療従事者は考える必要があると確信しています。



軽度〜中等度の歯周炎に関しては


歯周基本治療を中心として、原因であるプラークを取り除くことにより


炎症が軽減し、歯周組織の安定が図れ


歯周組織の治癒、または歯周組織の病状の安定が図ることができ


メインテナンスによる維持を期待できます。


 


 


しかしながら、、、


重度歯周炎に罹患した歯周組織においては


歯周基本治療による炎症のコントロールのみならず、


治療介入により


噛み合わせの回復が必要になってきます。


 


歯周炎により、歯がグラグラになってしまった方においては、


場合によっては、


歯周外科治療、


特に歯周組織再生療法を用い


組織の回復を図ります。


 


治療によって徹底的に掃除をしても歯のグラグラが治らない場合は


被せ物や入れ歯で修復することによって


噛み合わせを回復させることになります。


時には、インプラント治療を介入したり


被せ物で、連結させることによって動揺を止めることで


口腔機能の回復を図ることをします。


しかし、


術前のリスク評価を行う際に、


さまざまな問題が残ることがあり、その中に


ブラキシズムに代表されるような異常習癖や


噛み合わせが強い方は、維持を図る事に難渋することがありますが、


事前にリスク管理を行う事により


長期的な維持安定を図ることができます。


4月の発表は、そのような内容の発表になります


初診から10年が経過し


患者さんにも非常に満足していただいている


症例報告になります。


 


まず


 


 


歯周炎の治療の流れは


医療面接、検査の結果


歯周炎の診断から


ステージとグレード、範囲を分類します


 


主な原因である


細菌性プラークを取り除くための


ブラッシング指導を中心とした


歯周基本治療がスタートします。


 


 


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