皆様はひな人形をよく観察したことがありますか?


 


 


なんと、『歯が黒いのです。』


 



私は目を疑いました。


 


 


調べてみたら、これは『お歯黒』といって奈良時代に北方民族により伝えられたと言われ、


1000年以上の長い歴史があります。


 


平安時代には貴族の間で広まり、


 


江戸時代には一般の人々もお歯黒をするようになりました。


 


お歯黒には、


 


美しいとされ


 


「結婚をしている人」


 


「虫歯予防・抑制」


 


「知覚を鈍化させる」


 


「歯並び目立たなく」などの効果もあったそうです。


 


そのため、雛人形は「お姫様」だけではなく「お殿様」、「三人官女の真ん中の人」もお歯黒になっております。


 


また、お歯黒の成分は、タンニン(渋柿の渋成分)、酢酸に鉄を溶かしたものなどです。


 


現代では、


 


美しい歯や口元を維持するためには、


 


毎日のセルフケアと定期的なメインテナンス(プロケア)が大切です! 


 


これからも、皆様の大切な歯をスタッフ一同全力でサポートさせていただきます。


 


★『意外と知らない?電動歯ブラシについて』★ 


 


歴史→1961年頃から、アメリカにて手用歯ブラシの細かい作業が困難な幼児や高齢者、矯正装置をつけている患者さん、ハンディキャップのある方向けに商用化されました。2000年以降、口腔ケアの意識の高まりから普及が急進しました。 


 


種類→主に3種類あります。 


 ・高速運動:小型モーター!振動や回転による機械的プラーク除去。振動数3000~7000回


 ・音波式:リニアモーター!高速振動や回転、水流発生によるプラーク機械的除去。振動数2万~4万回


 ・超音波式超音波によって歯と細菌の繋がりを弱め不溶性グルカンを破壊。振動数120万回以上


メリットは使用が簡単で短時間でのブラッシングが可能。


デメリットは電力が必要。高価。重いです。