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ズーム会議2を終えて [スタディーグループ歯考会]

昨日は、スタディーグループ歯考会の緊急会議が開催された。

今のコロナウイルス感染症問題に端を発し、我々歯科業界にも様々な影を落とし始めた。

Newsweek社による感染リスクの高い職種が掲載され

ナンバー1、2、3 歯科衛生士、歯科医師、歯科助手

トップ3独占だ・・・

オリンピックで言えば、金、銀、銅

独壇場ってやつです。


メディアでも、歯科衛生士が「歯科医院に来ないでくれ」とツイッターで発信したことが

取り沙汰され、各医院では一気にキャンセルの連絡が鳴り響いたらしい。

実際、当医院でもメインテナンスの患者さんのキャンセルはございます。


スタディーグループでは、緊急のネット会議が開催された。

1、医院の感染対策

2、今後の対策


様々なディスカッションが繰り広げられ

各地域での特徴がある中での様々な取り組みが聞けた。


当医院の方針は「対話」である


ソアビル歯科医院では、歯科医院に来ないでくれということではなく

あくまで、当人の自己判断をもとに、私の判断を仰がれるのであれば

「〜さんは、今、緊急の処置の必要性はありませんので後日予約をお取りいたしますね」と説明しています。


今後の歯科医療を行っていく上で、重要になってくるのが

「歯科医師ー患者関係、意思決定」だと考えています。

どちらかの意見が正しいということではなく

患者さんの背景を重んじ、私たちが専門的立場から判断したことを提示し、

最終的には、患者さん自身に最終決断していただくことを一番大事にしております。


これは、患者さんに意思決定していただくことにより

最大限の「歯科医師の責任を果たすこと」に全力を注ぐことができる理由であります。


厚労省の通達に、歯科医師の判断のもと緊急性を要する必要のない歯科治療は延期を考慮するとあるように

あくまで、責任は「私」にあります。

患者さん自身が心配され、予約を延期するのであれば、そのようにし

来院され、私の判断のもとに緊急性がなければ先送りし

処置の必要性があれば、最大限の感染予防策を講じ処置に当たることをしています。


完全に休診を行う歯科医院もあれば、戦々恐々としながらも診療している医院もあると伺います。

幸いなことに、クラスター案件として上がっていることはないのですが

いつ、どこで、発生するかわかりません。


今、この瞬間

活動を自粛制限し、感染を拡大させず医療崩壊を防ぐ

そのために私たち歯科医院に求められていることは


人が密集するようなことは避け、手洗い、顔を触らない

緊急性の少ない処置は、先送りにし

処置が必要な場合は、感染を起こさせない最大限の努力をする。


自分たちが、今できることをやろう

ちょっと気が滅入ってくることもあるかもしれない

ウイルスによって個々が引き離されることで、自分たちが何を考えるべきなのかを突きつけているとしか思えない。


ズーム会議を経て「つながり」の重要性を再認識した。

つながりのパワーを認識した

しかし、コロナウイルスは「つながり」を断とうとしている


やはり、個々が何を考えているのかが鮮明に浮き上がってきている。

本質を見抜く力が求められる時代だ・・・


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